モンスターと暗証番号
2022年8月28日
今日は新しいテーマとして選書した本を、私設図書館もんさんへ並べて来た。
もんさんは私の憩いの場である。
空間は勿論のこと、コーヒーも絶品で店主とお手伝いさんと話す時間が何より今の自分には必要なのである。
今日話した内容をここにも書き留めておきたいと思う。
皆さん、パートナーのスマホを見た事、もしくは見られた事はありますか?
私は自他ともに認めるモンスター製造機である。
今までお付き合いして来た人が九割九分モンスターに変貌するのである。
理解し難い事案が大多数起きてきた。原因は未だ不明。
過去のモンスターに関しては、日の目を浴びずともいつか自伝として昇華したいと思っている。
そのモンスター達は100%スマホもしくはガラケーを見てきた。
あるモンスターは、当時ガラケーの機能でメール転送という物があり、私宛に来るメールを自分のガラケーに届くように勝手に設定をしていた。
あるモンスターは、ある時スマホを触ろうとしたらロックがかかっており、問いただしたら何度かロックを解除して中を見ようとしていた。
怒ったにもかかわらず、それが何回も繰り返された。
私は他人のスマホを触るという概念が全くない。
欲もないし、見たいと思った事など生まれてこの方1ミリもない。
私にとって過去のモンスターの行いはミステリー、いやホラーでしかない。
以前、職場の同僚が自分のスマホの指紋認証を恋人と共有していて、恋人が勝手にその同僚のスマホを見ていると話してくれた。その子は普通の出来事のように話していたが、私には衝撃すぎて恐怖でしかなかった。
その衝撃を当時の恋人に話したら、
「それだけ信頼しあってるって事なんだね。」
と言い放った。
私の頭はパニックである。
この人とはもう何も分かり合えないと悟ってしまった。
(言うまでもないが、この人もモンスターとなり別れ方はトラウマラベルである)
むしろ信頼していないからスマホを見るという行為に発展するのではないか?
私がおかしいのか?世のカップルは今時普通なのか?
全く分からない。誰か納得出来る理由をプレゼンして欲しい。
近年、追跡アプリなどという位置情報を共有するものが出来、その時の衝撃もとてつもなかった。
個人情報とは何なのか、ホラーでしかない。
先日恋人が私のスマホの画面をトントンしていた。ふざけていただけだろうが(そう思いたい)過去のモンスター案件から神経質になっているので少しざわっとした。
私はパートナーであろうがずっと他人でいたいのである。ある程度の距離を保ち、境界線ははっきりしておきたい。
スマホという自分の頭の中を体現したような物を触るという行為は、私の中の倫理感に反するのである。
勿論、価値観ありきの話だから、ズレがあるのは仕方がないのは承知である。
だけどもホラーなのである。長年解決出来ていないミステリー作品なのである。
スマホを見るという行為の定義を誰か教えて欲しい。